ホームページ(Webサイト)の集客方法というと、どうしても「SEO対策」や、「PPC広告」「ソーシャルメディア」などを考えてしまいがちですが、実はその前にもっと大切なものがあります。
それは何か? というと、この「ターゲット」になります。 俗に見込み客とも言いますが、このターゲットが明確になっていないと、誰に向けた情報なのかが分からず、伝えたいことも伝わりません。 結果、集客もできず、売上も上がらなくなってしまいます。
例えば、「リンゴを販売します。」 というホームページを作成としましょう。
でも、ただ単純にリンゴを販売というだけではどんなリンゴなのかも分からないのですよね^_^;
では、こうした場合はどうでしょうか?
「青森りんごが通販で買える! 安全・安心・おいしい!を追及した無農薬栽培 ご贈答やお祝いに最高級の逸品を送料無料、産地直送で販売しています。」
先ほどよりグンと情報量が増えて、「どんなりんごを販売しているのか?」「 どんな人に情報発信しているのか?」 が良く分かるようになりましたね^^ そして、この場合のターゲットは何になるのか? というと、
- 青森りんごを探している人
- 通販での購入を希望している人
- 健康意識の強い人
- 品質にこだわっている人
- 高級品を探している人
- 贈り物を探している人
- 余分なお金は使いたくない人
などの人がターゲットになっています。
この様にターゲットを明確にする事で、「どんな情報を発信したら良いのか?」 が明確になり、ホームページに記載しなくてはならない「内容やデザイン」が初めて見えてきます。
それと同時に、ターゲットが求めている情報を発信する事で、ターゲットユーザーだけを集客する事が出来きる上、行動(問い合わせや注文)してくれる可能性も高くなります。 つまり売上アップにも繋がるという事ですね♪
そもそも、ターゲットが明確でないと検索エンジンにも伝わりません。 検索エンジンに伝わらなければ、いくら検索しても検索結果には反映されませんので、出てきませんよね^_^; これがWeb集客のコツの一つに、ターゲットを明確にする事がある理由にもなります。
ターゲットの決め方
ターゲットの決め方は、まず、「個人なのか? 法人なのか?」というところから始まり、「特定の地域なのか? 全国対応なのか?」 を分け、そこから「どんな人に向けて情報を発信するのか?」を決めていきます。
例えば、
- 年齢層はどれくらい?
- 性別は、男性? 女性?
- 既婚なのか? 独身なのか?
- 子供はいるのか? いないのか?
- 職業は?
- 年収はどれくらい?
- ライフスタイルはどんな感じ?
- 趣味は?
- 住んでいる地域は?
- 困っているものは?
- 必要としているモノは?
- 等々…。
この様な感じで、詳細にターゲットを決めていきます。
このターゲットは絞れば絞るほど効果的で、情報発信に必要なコンテンツを作り易く明確にする事ができます。 また、その様な人だけを集客し、メッセージを伝える事ができます。
インターネットは、ホームページさえ作ってしまえば、日本はもとより世界の人が一斉にみてくれると勘違いしている人が、かなり多くいらっしゃいますが、あなたが思っている程、あなたのホームページは見られていません^_^;
これは、アクセス解析を見て頂ければ直ぐに分かると思いますが、その理由の一つには、ターゲットが明確になっていないという事もありますので是非、参考にされてください。
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